消滅危機の郷土料理と進化論

地域の食文化を次世代に!

 

今まさに、一つの食文化が消滅の危機にある!!

 

と、たいそう大げさに始めましたが、嘘じゃありません。本当です。

 豊山町のどじょう寿司文化が消えそうです。

 

 

 「ドジョウ? 食べるの?」と思った方、気持ちはわかります。

 東京などの一部有名な料理以外で、ドジョウを食べるなんて聞いたことないですよね。

 

これがどじょう寿司

 

 

 

 どじょう寿司は、ドジョウを押し寿司にした豊山町の郷土料理です。

 どじょう寿司文化が残る地域は、豊山町をいれて全国に8カ所しかありません。

 

 

 まさにの郷土料理!

 

 

 どじょう寿司は、もともと秋の収穫を祝い、田圃でとれた貴重なタンパク源であるドジョウを押し寿司にして近所に振る舞ったものです。

 

 今では、家でどじょう寿司を作ることもなくなりました。

 このままでは、どじょう寿司文化が消えてしまいます。

 

 

 この地域で育つ次世代に、この地域の食文化を残したい。

 そこで、なんとかどじょう寿司を豊山町の名物として保存できないものかと考えました。

 

 

 そもそも、なんでどじょう寿司文化は消えそうなんでしょう?

 

 

 どじょう寿司はおいしくない

 いえいえ、甘辛く煮詰めてあり、酢飯とよく合っておいしいですよ。

 

 

 どじょう寿司の見た目が悪い?

 いや、ほら、時代によって美しさの基準て違うしね・・

 

 

 

 

 

 

 ・・・すみません、見た目イマイチです。

しかし、見た目の悪い食べ物なんて、他にもあります。

 それだけが原因ではないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 本当の理由は簡単です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドジョウがとれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 致命傷!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 残すもなにも、ドジョウがいないんじゃどうしようもない。

 

 

 

 

 と、あきらめるほど物わかりはよくないです。

 

 

 

 

 

 ドジョウがいないなら、

 

 

 

 

 

 

ドジョウなし

どじょう寿司を作ればいいじゃない?

 

 

 

 

 

 

 

 

「な… 何を言っているのか わからねーと思うが

おれも 何を言ってるのか わからなかった…」

 

 

 

 

 

 と、某巨大掲示板AAはおいといて、ちょっと聞いて。

 

 ブルジョワじゃないので、

「ドジョウがいなければ、ウナギを食べればいいじゃない?」

とは言えません。

 

 とりあえずですね、どじょう寿司の文化を考えると、

「なぜ『どじょう寿司』だったのか?」ということを考えなきゃならんのですよ。

 

 

 

 

 なぜ、ドジョウ?

 

 この辺が特に名産だったという記録もないので、たぶん、田んぼで簡単に採れたんでしょうね。

 ドジョウ自体はありきたりの食材で、昔はどこでも食べてたんですよ。

 ってことは、ドジョウ自体はそんな重要じゃないと思うんです。

 

 

 

 なぜ、押し寿司?

 

 

 そうなんです。たぶん、こっちが本題なんです。

 どじょう寿司の文化は、全国8カ所にあります。

 押し寿司のところもあれば、熟れ寿司のところもあります。

 

 

 所変わればドジョウの利用法は変わります。

 他のいくつかは 熟れ寿司だった。豊山町は「押し寿司」だった。

 

 

 

 ってことは、ドジョウよりも「押し寿司」の方が重要なんです、

豊山町にとっては。

 

 

 

 

  じゃ、なんで押し寿司だったか。

 

 

  どじょう寿司は、祭りの日、いわばハレの日に食べてました。

  家族でも食べましたが、祭りで近所の人々が集まるときに振る舞ったんです。

 

  つまり、

 

 

「持ち運んで食べた」=「四角いと便利」

 

 

 

だったんじゃないかと。

 

 

 実際、押し寿司にするなら大きな箱でも良いと思うんですが、

どじょう寿司の作った木箱は、長方形の細い箱が2段3段と重なって、

収納運搬に便利な形。

(どじょう寿司用押箱)

 

 

 

 「こんな押し寿司の箱、見たことない」

って、他の地域から調査に来た家政学部の先生方が仰るほどに。

 

 

 

よし、ならばそれを前提に考えよう!

 ↓

自分の家から持って行く

 ↓

自分の家の味を自慢

  ↓

各家庭で違う味付け

 ↓

もっとバリエーションも欲しいね

 ↓

和洋中にスィーツも作っちゃえ

 ↓

どじょう寿司の原型がないぞ!

 ↓

責任者出てこい! ←今ココ

 

 

 

 

 

 

 なんか途中からおかしいが気にしない。

 

 

 こういう流れで開発中なのが、

豊山町新名物「豊山ど~じょです。

 

 

 

 

 具体的にどう開発しているかというと・・・・

 

 

 

 

 

押し寿司だったから

四角くて、なんか重ねてある感じ?」 ←適当

 

 

ドジョウないけど、昔はドジョウだったことを残したいね

じゃ名前にドジョウっぽいのつけよう

『どうぞ』とかけたら面白いんじゃない?

「じゃ『ど~じょ』にしよう!」  ←面白半分

 

 

バリエーションっても、自分たちで色々開発するの大変だから、

「みんなで好きに作ってもらおう!」 ←丸投げ

 

 

 

 

 ということで、豊山町新名物「ど~じょ寿司」は、ゆる~い感じで

①様々なバリエーションがあること

四角くて重ねてあること

の条件を満たせばOK! みんなに作ってもらう名物です。

 

 

 

 このど~じょ寿司が豊山町に広まれば、

きっとその名前とともに、どじょう寿司も永遠に人の記憶に残るはずです。

 

 というか、もはや、こうでもしないと、次世代に残らない気がするんですよ。

 そんな使命感に燃えています! 他力本願的に!!

 

 

そのユルさが面白いと思いますよ、私は。

 

現在、サンプルを鋭意開発中!

乞うご期待!!

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